オール古江で取り組む、特色ある地域資源を活かした「みなとまち」づくり
豊かな海から得られる海産物、地域に愛された古江小学校跡地、地域に根ざして頑張る漁協など、古江ならではの地域資源を活かし、「古江は一つ」という地域住民の想いをつなげることで、活気あるまちづくりを目指します。
買い物支援
町民どうしの支え合いにより高齢者も日常生活に困らない地域づくり、また古江町を活性化していくために、みなと市場復活プロジェクトの一環として3つの取り組みを予定しています。
1. 買い物困難者支援
スーパーや日用品の販売店が遠く、高齢者の買い物困難者が増えているため、みなと市場にて町内住民向け日用品等の販売を行うことで、気軽に商品を購入できる機会を提供する取り組みです。また、隣接するみなと食堂来店者や観光客向けの商品販売を行い古江町の活性化を目指します。
2. 高齢者への御用聞き
町内の買い物困難者(交通弱者)からの電話注文により、商品を配達しながら見守り活動を行います。
3. 買い物困難者送迎
町内の買い物困難者の外出意欲を高めるため、みなと市場への送迎を行い地域内交流の促進を図ります。
産業振興
町民だけではなく、観光客等の地域外の人々も行きかう賑わいのある街づくりを目指し、4つの取り組みを予定しています。
1. 名産品等開発・販売
古江町内を食べながら周遊できるように、ここでしか食べられない名産品を開発し販売します。
名産品がSNSなどを通じて拡散されることにより、古江町を訪れる人々も増え、町内店舗での商品購入等により地域活性化へと繋がります。
2. ネット販売
古江港で水揚げされるカンパチをはじめとした地元海産物等をネット販売し、販売ターゲットを全国展開します。
3. 高速船お出迎え隊
旅行会社と契約し、高速船観光客に対して旗振りのお出迎えとカンパチの振る舞いを有償で行います。古江町民の温かなおもてなしとカンパチ解体ショーなどダイナミックな企画で、観光客のリピーターやSNS拡散で新たな観光客の呼び込みを行います。
4. 観光コンテンツ造成
観光客に古江港を周遊させる仕組みを構築し、リピーターや新規観光客の増加を目指します。
空き家風通し隊
放置空き家の減少と若い世代が住みたくなるまちづくりを目指し、空き家が朽ちる前に早めの処置を地域でサポートすることにより、空き家等バンクの登録や体育大学生等に安価で貸し出す仕組みづくりを行い、定住人口の増加に努めます。
1. 空き家有償管理
町内の空き家の風通しや清掃を有償で行い、空き家の老朽化を防ぎます。また請け負う方の新たな収入源として経済効果を生み出します。
2. 入居者の確保
移住者と共に空き家の改修を行ったり、招き入れる前の改修や補修を行い、入居者が古江町に移住して良かったと思っていただけるように住みやすい環境を提供します。また、町内会の管理物件の貸し出しも行い、自主財源の確保を目指します。
古江小学校跡地活用
平成25年3月に廃校となった旧古江小学校の校舎や校庭を交流の場(拠点)として再生し、賑わいを創出するとともに、自主財源の確保につながる取組を地域住民で検討します。※近隣の地域運営組織と連動した事業を検討
1. 校庭
町内の生ごみ等を収集し、たい肥化して販売する「たい肥センター」、町内の資源ごみを回収する「リサイクルセンター」、サイクリング貸出し、マウンテンバイクパーク 、などを検討しています。
2. プール
牡蠣、ニジマス、サバなどの養殖 など検討しています。
3. 校舎
養殖したものを食すことができる牡蠣小屋や食堂等・コワーキングスペース などを検討しています。